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読書:だまされない議論力

公開日: : 読書体験記事

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読書メーターの記事を観て興味を持って吉岡友治という方の本をいくつか読んでいます。今日は議論について書かれた本を読んだのですが「人それぞれみんな違うのだから相手を否定してはいけない」という論を真っ向から否定しております。確かに優しくはあるけれど、なんら問題の解決に導かない言葉でもあるのです。

一つ例を挙げると、データについて議論をする際にも、そのデータの捉え方で話が変わってきます。日本の少年犯罪は戦後間もなくの頃に比べて大分減っているのですが、ある一部分だけ切り取られて増えているようにみせかけられている様子が紹介されています。どうも論者が言いたいことをいうために都合のいいデータを作ってしまうこともあるそうです。そうなると反論するためにもっと適切なデータを持ってきて読み解くことが必要になってきたり……。まあ、明らかに「その人の考えだから」では済まないわけですね。

僕もこれまで多少言い合いはしてきましたが、自分が議論に耐えられる神経や体力を持っていないことに気づいたので、意識的に議論を避けるようにしています。だけど議論の奥深さの片鱗をみせられると、なにかと縮こまってしまう自分が悔しい気がします。とはいえ日常の些細なところで議論なんてやっているとろくなことにならない気がするし、実際泥沼になっているのをみることもあるし「人それぞれみんな違うのだから相手を否定してはいけない」という考えも結構いろいろなところで人を助けているとは思いますが……。

多分まともな議論をするにはある程度の能力が必要で、僕はその能力を考えると、無理かな……と諦めを感じるのです。

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 こんにちは、佐久本庸介です。  今回から読書体験記事を書かせていただきます。よろしくお願いします。

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  • 佐久本庸介と申します! 山梨県からひらきこもりを掲げ、色々なことにチャレンジしていこうと思っています。第一回クランチノベルス新人賞受賞。ディスカヴァートゥエンティワンより青春ロボットドラッグカラーの空という小説を出版しております。皆様どうかよろしくお願いいたします!
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