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男と女のすれ違い

公開日: : 読書

最近飼い犬が裏返ったような声で吠えることがある。毎日散歩にも行っているし、餌もしっかりやっているのだけど、なにか気に障ることがあるのだろうか。もう老犬だからその影響かとも思っている。もっとも体は凄く元気だ。

今日はじっくり読書をした。「だから、男と女はすれ違う」という本で、男女の脳の違いや、恋愛状態の男女がどんな風に脳を使っているかとか、そもそも人間の性とはどのように進化していったのかとか、いろんな不思議を科学で分析している。有名な話だからなんとなく知っていたけれど、会話において男は問題の解決法を語り、女は気持ちを聞いてもらいたいだけ、という傾向があると書かれていた。思い当たることはあって、自分は解決法ばかりしゃべろうとするなあと感じるし、女性でも解決法とかどうでもよくて話をしたいだけみたいな方はいらっしゃった。これはあくまで傾向なのだろうけれど。

2009年の本だからいくらか情報が古いかもしれないけれど、近年のアメリカでは男女均等よりはむしろ男女の性差を考えたやり方で効率の良い教育を試みているとか。

一番興味深かったのは出産の話で、猿の出産は体の構造上すんなりできるらしいのだけど、人間は進化する過程で二本足で歩くようになって骨盤の形が変化してしまい、出産に苦労するようになったということだ。さらに脳の肥大化により出てくる子供も大きくなるため、人間は未熟な状態のまま生まれることで対応した……とのことだった。良く考えたら生まれた時から歩ける動物は沢山いるけれど、人間は首すらもすわっていないのだった。進化の代償で子育てに滅茶苦茶苦労するようになったというわけか。

他にも離婚のピークは万国共通で4年とか、興味深い話が沢山書いてある密度の濃い本だった。面白かったなあ。

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  • 佐久本庸介と申します! 山梨県からひらきこもりを掲げ、色々なことにチャレンジしていこうと思っています。第一回クランチノベルス新人賞受賞。ディスカヴァートゥエンティワンより青春ロボットドラッグカラーの空という小説を出版しております。皆様どうかよろしくお願いいたします!
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