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ションベン・ライダーよかった

公開日: : 映画

最近またTSUTAYAで映画を借りて観ておりますが、どうも洋画ばかりに偏るので邦画の傑作をもっと観ようと思っています。といってもどうも邦画は駄作とぶつかる率が高い気がするので、試しに監督をみて選んでみました。相米慎二の「ションベン・ライダー」という作品です。相米慎二という監督の映画を一つだけ観たことがあるのですが、なにしろ場面場面の見せ方に凄みを感じるし、その作品も学校で中学生が裸になって乱痴気騒ぎするようなとんでもないシーンが入っていてやたらと刺激的です。で、このションベン・ライダーですが、主人公は自分が男だと思っている女子高生といじめられっこ男子二人の三人組です。ある日自分たちを苛めていたデブ長(本名、信長)が親が麻薬取引をしていた関係でヤクザに誘拐され、彼に借りがある三人組は彼を探すため親元を離れて旅に出かけます。出だしはなかなかキャッチーでストーリーもシンプルなのですが、どうも話が脱線したり主人公たちが意味不明な行動をしたりと話を追っていくのが結構大変で、観終わった後になんでかなあと思ってネットを調べたら、どうも4時間近く撮った作品を公開する際に無理やり二時間以下に縮めたせいだったようです。それを補うためなのか途中で黒い背景に場面説明のプロットが挿入されたりもします。このようにいろいろ大変な作品になっていますが、実は駄目な映画などでは全然なく、映像の魅力溢れる刺激的な作品になっています。なんといっても主人公の三人組やキャラクターたちのアクションが激しいのです。同じシーンの中でカメラの切り替えなしで凄い長撮りをして、その間彼らが走って誰かを追いかけて障害物を乗り越え何故か何度も落っこちて仕舞には銃で撃ち合う。どうしてこんな撮り方をするのか、こんなアクションを入れるのかわからないけれど、凄い物をみせられている感じがする。つまり魅力がある。その魅力だけで観てよかったと思わせる映画でした。

ちなみに当時の映画はよく二本立てで上映されたらしいのですが、この映画の同時上映作は何故かうる星やつらの映画版だったようです。僕らの世代からはなんともミステリアスな取り合わせにみえますなあ。

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  • 佐久本庸介と申します! 山梨県からひらきこもりを掲げ、色々なことにチャレンジしていこうと思っています。第一回クランチノベルス新人賞受賞。ディスカヴァートゥエンティワンより青春ロボットドラッグカラーの空という小説を出版しております。皆様どうかよろしくお願いいたします!
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