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少し無茶した旅行

公開日: : プライベート

結構ハードな旅行をしてきて身も心もクタクタである。しかしあくまで遊びに行くのではない、と思いつつも一人で普段行かないようなところにいくことを楽しめた気がする。が、伊豆で最後に雨に降られ、30分かけて駅まで歩いて戻る過程はきつかった。今も足のマメが痛むくらいである。物になるかどうかは別として、実際に現地をみてみると考えていることに裏付けが取れるので行ってよかった。

それから新宿に行ってホテルで3時間程休み、後輩の耕太郎君と合流した。目当てはゴールデン街にある「文壇バー月に吠える」だ。クランチマガジンからの仲間である山田宗太郎さんが頻繁に店番をやっている店で、どんな場所なのか気になっていた。もっといえばそこの出している通信で「クランチノベルス新人賞受賞記念トークライブ」の記事を書いていただいたこともあるので、そこそこ縁のある店、のはずだった。

といっても僕は読んでいる本の傾向が結構偏っているし、耕太郎君も別に文学青年ではないので、せっかく入っても浮きやしないかと心配だったが、ゴールデン街の独特な雰囲気に威圧されつつとにかく入ってみることにした。中では脚本家をやっている青年が今やっている仕事のことについて語っていた。いきなり創作系の話が耳に入っていたので、やっぱりこういうところかー! とちょっと感動した。かと思えばシン・ゴジラ談義に花を咲かせてもいた。話に入るきっかけを掴もうとしていると、耕太郎君が僕が本を出していることを話してくれたので、それで結構皆さん食いついてくれた。僕も小説でプロットを細かく立てるせいもあって、脚本家の青年には結構いろいろと話しかけさせていただいた。聞くところによるとそこまでやるのかというくらい細かく分業するらしく、映画というコンテンツのスケールの大きさに驚かされた。僕も映画をよく観るので「アマデウス」のサリエリについての思いを語らせてもらった。

今考えている作品に○○を出すんですよ~という話を僕が振ってみると、「○○が出てくる小説なんてこの20年で一回しかみていないですよ」という返事がかえってきて皆頷いていた。(あ、こりゃまずいわ)と思った。感性が時代に合っていないということで、非常にまずかった。だけどその後に(ならこっちの方がいいな)と思考が働いたので、むしろ良い話ができたと思う。

初めて会った人たちと遠藤周作の話とかで盛り上がるのは不思議な感じで、文壇バーっていうところの面白さを知ることができたと思う。ちょっと具合が悪くなりそうなところでおいとましたけれど、次は山田さんがいるときに行ってみたいなあと感じた。

しかしながら帰りは外国人に腕をつままれたり、変なおばさんが勧誘かなんかで前に立ちふさがってきたりと煩わしい罠が多かった。ただでさえ調子が悪くて視界がおぼつかないから余計苛々した。ホテルに着いてからは疲れのあまり爆睡したけれど、カプセルホテルでこんなに寝つきが早かったのは初めてだと思う。

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  • 佐久本庸介と申します! 山梨県からひらきこもりを掲げ、色々なことにチャレンジしていこうと思っています。第一回クランチノベルス新人賞受賞。ディスカヴァートゥエンティワンより青春ロボットドラッグカラーの空という小説を出版しております。皆様どうかよろしくお願いいたします!
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