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悪魔の辞典

公開日: : 読書

今日は朝から「悪魔の辞典」という本を読んだ。最初は「冷笑家用語集」として発表されたものらしく、その名のとおり冷笑を呼び起こす皮肉に満ちた、辞典のパロディ作品である。いくつか引用してみると……。

愛国者:部分の利害のほうが全体のそれよりも大事だと考えているらしい人。政治家に手もなくだまされるお人好し。征服者の片棒をかつぐ人。

慰め:自分よりもすぐれた者が、実は自分よりもかえって不仕合せでいる、と知ること。

ノアの大洪水:洗礼の注目すべき最初の実験で、これによってこの世の罪(および罪人)はことごとく洗い流されてしまった。

このような語例が何百と掲載されていて、いくらか読みとりにくい物もあるのだけど、どれをみても小さな、恐らく悪い笑いを呼び起こされてしまう。しかし新鮮な発想がいくらでも入ってくる宝物のような本だった。ノアの大洪水の項をみたときなんかは、洗礼は新約聖書から出てくるものだと思っていたけれど、実は旧約聖書にもどでかい奴が一つだけあったのか! と感心してしまったものだ。

実は今日はなんとなく朝から調子が悪くて、寝てばかりいたのだけど、寝た時間は寝た時間で必要な物だと割り切る思想が徐々についてきたので、以前よりは前向きになれたかなあと思う。今は「君の名を」を一人で観に行くミッションをどうしたものかと頭を悩ませている。

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  • 佐久本庸介と申します! 山梨県からひらきこもりを掲げ、色々なことにチャレンジしていこうと思っています。第一回クランチノベルス新人賞受賞。ディスカヴァートゥエンティワンより青春ロボットドラッグカラーの空という小説を出版しております。皆様どうかよろしくお願いいたします!
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