*

打ち合わせ、バラ肉、テアトル新宿、文学フリマ

公開日: : グルメ, プライベート, 小説, 映画

昨日はディスカヴァー本社に打ち合わせに行ってきた。前に行ったのはドラッグカラーの空の発売前だから8ヶ月ぶりくらいか。担当の方とお会いして、まず僕が持ってきた企画をお見せした。色々話したけれど、今回の打ち合わせの核心は僕の執筆スタイルについてだった。担当の方がいうには、文章に迷いが感じられるらしく、さらにいえばプロットをがっちり固めて書くというスタイルのせいで作品が小さくまとまりがちという指摘を受けた。実はそれはちょっと自分でも思っていた。ことごとく自己解決できるほど器用でもない。だが今回はっきり指摘されたことで、自分の中で可能性が感じられるようになった。それを踏まえてさらにいただいたアドバイスが、この上なく魅力的に感じられて、それは持ってきたプロットは全部没になるということでもあるけれど、そこは気にならないくらい適切な目的を持つことがで来た。目から鱗が落ちた気がする。

しかし打ち合わせが終わった後は少し落ち込んだ。というのもなにしろガッツリ準備して持っていった企画は、用意していた時点では自信があったり気持ちが大きくなったりしていたのだ。それを後で思い返すと、なんと自分の浅はかなことかと暗い気持ちになった。しかし状況は変わったのである。言うは易し、行うは滅茶苦茶大変だが、2、3からでも1からでもやり直して、新作を書いてみようじゃないか。少なくとも担当の方の言葉は真摯だった。

時間が大分余ったので、夜友達と集まる店の下見に行ってきた。ホットペッパーで予約した店だったのだけど、入ってみると店員が外国人の方しかいなかった。ちょっと話してみると日本語の会話すら苦労している様子で、大丈夫かなあとかなり不安になった。ホテルで4、5時間休んだ後、埼玉組四人と耕太郎君と合流。店に入ると多少日本語が流暢な方が接客をやっていて大分助かった。しかしその人もやはりちょっと難しい言葉は通じない。出てきた料理はそこそこ美味しいし、しゃぶしゃぶ食べ放題、飲み放題付きで一人税込み2800円というのは安すぎだろうと思ったけれど、どうもしゃぶしゃぶの方にカラクリがあったらしく、どうみてもしゃぶしゃぶ肉じゃなくてバラ肉だった。これはしゃぶしゃぶではないのではないかと皆で苦笑していたが、面白かったので良しとする、そうみんなにいってもらった。ただ今後できれば店選びは慣れた方にやっていただきたい!

今日は午前中テアトル新宿という映画館に行って「この世界の片隅に」をみにいった。戦時下の日本で「普通」に生きる女性、すずさんの話。うっかりしているとボロボロ泣いてしまいそうだった。満足どころではないとてつもない体験だった気がする。

テアトル新宿は好きになった。立ち見の観客が笑いどころで当然のように笑うのがなんだか程良い自由さがあっていいなと思った。ニューシネマパラダイスの世界に少し触れたような気がして楽しかった。

午後は文学フリマに。ガイドブックなしで回って知っている人をみつけた方が楽しいかと思っていたが、一通り歩いても誰とも会えなくていたずらに疲れるばかりだった。結局行こうと思ったブース全部には行かなかった。結構疲れていたので、会場に居た時間のほとんどは山田宗太朗さんのブースで休ませてもらっていたのだ。それでもひじりあやさんや添嶋さんにお会いできた。山田さんのブースにも福田ミチロウさんや三星円さん、町屋良平さん、手回しオルガン弾きさんなどぞくぞくやってきて飽きなかった。特に手回しオルガン弾きさんの物事を深く分析したしゃべりには度肝を抜かれた。なんというか思考のメソッドが明らかに常人と違う。ちょっとこの方の作品を読んでみたくなった。また、ツイッターのフォロワーさんが僕のツイートをみつけて声をかけてくださったのでその方ともお会いした。というかなんとスタッフの方だった!

打ち上げには参加しなかった。多分行っても疲れてろくにしゃべれないので山梨に帰ることにした。しかし良い二日間だったなあ。

関連記事

no image

久々に飲む

今日は久々に兄と晩酌。ファミチキとビールで飲み食いしました。 ワインも物販で高いのを買っておいたので

記事を読む

no image

組長繋がりの通夜

過去に順番の関係で町内会の組長会議に出席していたことがあるのだけど、そこでお世話になった方が亡くなっ

記事を読む

  • 佐久本庸介と申します! 山梨県からひらきこもりを掲げ、色々なことにチャレンジしていこうと思っています。第一回クランチノベルス新人賞受賞。ディスカヴァートゥエンティワンより青春ロボットドラッグカラーの空という小説を出版しております。皆様どうかよろしくお願いいたします!
PAGE TOP ↑