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政治の話/輪るピングドラムへの執着(ネタばれ注意)

公開日: : 最終更新日:2017/04/11 世間話, 呟き

政治の話題をあまりブログに書かないけれど、それは自分に見識がなさすぎて判断のつかないことばかりだからで、自分なりに考えるところは一応あります。といっても左右中道いずれにしても、時代に合ったやり方をしていくのが基本だろうなと思っております。ただ教育勅語を復活させようという動きがあると聞いたときはさすがに?マークがついてしまいました。教育勅語というのはなかなか良いことも書いてあるようにみえるのですが、あれが必要だったのは昭和の時代であって、人も社会も変わった今の時代では、使うとするならば新しい言葉が適しているのではないかと思います。管賀江留郎先生の本の受け売りではありますが、昭和はイメージ以上に、現在より遥かに治安の悪かった時代らしいので……。ってなことを考えていたのですが、今日ツイッターを観たらよく名前をみる先生が大体同じことを言ってらしたので、やっぱりそう考えるよなあと一人で納得していました。

 

輪るピングドラム、というアニメに僕はかなり執着しているのですが、最近全部観直しました。昔は訳がわからなかったけれど、今は結構自分なりに解釈できている気はします。こんないわば怪作をよくテレビで放映できたものです。これは本当に凄いことです。

うちもワンちゃんを飼っていますが、一方で毎日のように無数のワンちゃんが殺処分されています。僕はその様子をみているわけでなく、なんというか言葉でしか知らないのです。で、形としてみることのできる物というのは「選ばれた物」なのですね。うちのワンちゃんは親父に選ばれて、それからは僕が選んだから佐久本家に住んでいる。僕はずっと彼と一緒に過ごしているけれど、たまに毎日殺されているワンちゃんたちのことが頭によぎって途方もない思いをするのです。偉そうなことをいっているわけでなく、この考え方でいけば、僕も親父や母、家族に選ばれた存在であると思うのです。

で、輪るピングドラム作中においても、選ばれなかった存在は言葉や概念として扱われる存在でしかありません。しかし言葉を何度も繰り返して、それをテーマとして作り上げているからこそ、考えようともしなかった選ばれなかった存在に対して僅かな気づきを得られた気がします。これは勝手な解釈なんですが、二十四話の作品全てを使って、そのことを見ようとしてきたのではないかという気がするのです。ただの訳の分からないアニメじゃなかったな、と今では納得しています。前も書いたけれど、こんな作品が創り出せたらどれだけいいだろうと思いますよ。

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  • 佐久本庸介と申します! 山梨県からひらきこもりを掲げ、色々なことにチャレンジしていこうと思っています。第一回クランチノベルス新人賞受賞。ディスカヴァートゥエンティワンより青春ロボットドラッグカラーの空という小説を出版しております。皆様どうかよろしくお願いいたします!
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